ごあいさつ

私たち泉州工業は、創業以来、70年近くにわたり、プラスチックの成形加工一筋、国内生産一筋で、日本のものづくりの一翼を担ってまいりました。「NOは言わない」をモットーに、協栄会社様と連携、協力しながら、お客様の要望を何としても叶えようとする姿勢を長年、貫いてきたからでしょう。おかげさまで、私が入社した1960（昭和35）年には4～5人だった従業員数も、150名規模にまで増加しました。
　1990年代の終わり頃には、取引先から中国への工場移転を求められましたが、国内生産で勝負すると肚を決め、テクノステージ和泉に工場を移転したのが2001年のことです。近年は高付加価値化への転換が進んでいる時代の流れもあり、取引を再開したお客様もいらっしゃいます。
　新しい潮流に真っ先に挑戦（スピードチャレンジ）し、変化にはしなやかに対応（スピードチェンジ）し、決してあきらめない（ネバーギブアップ）−−。昔も今も、私たちはこの基本理念を背骨とし、新たな挑戦を続けております。その土台づくりとして、「モノづくりの前に人づくり」を信条に「しつけ」を中心に据えた新５S活動を推進し、自発的、主体的に動ける人材の育成に努めてまいりました。
今後も、いい人材に支えられた魅力的な企業として成長を続けていけるように、鋭意努力して参る所存です。より一層のご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役　小野田 邦彦